Herbal MOMOハーブガーデンは、さいたま市北区の芝川沿いの農地内にあります。
川向かいにはさいたま市立「市民の森」があり、メタセコイヤの並木を臨む広々とした農地の一角にある120坪ほどのハーブガーデンです。

2020年春から作り始めたこのガーデンでは、主に草本類のハーブを中心に植えています。
春は、カレンデュラ、カモミールなどが咲き、初夏には、マロウ、フェンネル、ヤロー、セントジョーンズワートなどが茂ります。
クッキングやハーブティー、クラフトに活用できるハーブを約70種類ほどに加え、季節の野菜なども栽培しています。
ハーブインストラクター講座の実習の場として、また、畑でのワークショップやイベントなどでハーブガーデンを楽しんで頂いています。
農薬や化学肥料は使わず栽培をしています。
農学博士木村正典先生(元東京農業大学准教授、日本メディカルハーブ協会理事)のご指導の下、堆肥作り、雑草の活用、除虫もほぼ行なわないなどの生物多様性を尊重した植物の栽培を行っています。
こんな方におすすめです。
- ハーブの栽培や収穫をしてみたい方
- 将来、実践的な知識を生かしてハーブに関連する仕事をしたい方
- お子様に土や植物に触れさせたい方(家族で参加できる講座もあります)
ハーブガーデンに興味をお持ちの方へ
~園藤祐子からのメッセージ~
「ハーブを育てて使うこと」を大切にしている、Herbal MOMOの想いから創業以来続けている講座です。実際のハーブに触れることで、生活や仕事に生かせる知識がより定着します。
栽培に携わると、収穫の喜びもまたひとしおです。
本やネットで知るハーブもいいものですが、陽光のもと、土や葉に触れながら学ぶハーブもまたいいものです。
受講生の声
【Herbal MOMOのハーブガーデン講座を選んだ理由】
- 講師の豊富な知識、テキスト以外の話がたくさん聞けると思ったので。
- 畑で実際に作業ができることが魅力的だった。
【実際にハーブガーデン講座に通ってみて】
- ハーブの仲間が出来たこと、実際の植物を見たり触ったりして、暗記ではない実体験ができた。
- 香りのある草花が好きでたくさんハーブを植えていましたが、利用方法がわからず無駄に剪定していましたが、受講したことにより、さまざまな形で活用出来るようになった。
ハーブガーデンの四季
– 春 –
ジャーマンカモミールやダンディライオン、コーンフラワー(矢車菊)などが開花。収穫、利用が始まります。
コモンマロウのブルーの花、フェンネルやディルなどセリ科のハーブの生育も旺盛となります。
タイム、セージ、ヒソップ、タラゴンなどクッキングハーブなども元気に育ってきます。収穫したものはフレッシュでティーやお料理に利用したり、ドライにして活用します。

– 夏 –
夏の盛りになると、フェンネルなどが2メートル近くに育ち、黄色い花を咲かせます。
バジルもスィートバジルの他、レモンの香りがするもの、スパイシーな香りのシナモンバジル、インドの「聖なるハーブ」ホーリーバジルなど様々なバジルが元気に繁ってきます。
藍染を楽しんで頂くため、タデ科の蓼藍も栽培します。
ガーデンにはアカザやシロザ、スベリヒユなどの雑草も自生しますが、食用、薬用様々に活用できる雑草の使い方も研究しています。

– 秋 –
真夏は強い日差しで、ガーデンも夏枯れてしまいますが、秋のお彼岸を過ぎると、ネトルやペパーミントなどの新芽が芽吹いてきます。
アメジストセージやローズリーフセージなど、新大陸原産のハーブたちが咲き出し、初夏とはまた違う趣のガーデンを楽しむことができます。
紫蘇やバジル、フェンネルなど、次のシーズンのための種取りなどもこの季節の仕事です。

– 冬 –
厳冬期になると、多年草のハーブも地上部はすっかり枯れて寂しい感じのガーデンになります。
この季節は、ガーデンの設計や土作りなどをして春からの植え付けや種まきなどの準備をします。
